娘婿の会社経営への関与を阻止するため、遺言書の作成と生前の遺留分放棄で事業承継を準備した事例
相談の背景

男性
遺産の種類有価証券
会社を経営されているご相談者様は、以前、娘様の夫を役員にしていましたが、不正行為が発覚したため解任したという経緯がありました。ご自身に万が一のことがあった場合、会社の株式を相続する娘様を通じて、その夫が再び会社の経営に関与し、実質的に会社を支配する事態になることだけは避けたいとの強いご意向で、生前対策についてご相談に来られました。
事務所の対応
娘様の夫は直接の相続人ではありませんが、娘様が会社の株式を相続すれば、夫が経営に介入してくる事態が十分に想定されました。そこで、ご相談者様の意思を確実に実現するため、①娘様に家庭裁判所で遺留分の放棄をしてもらう、②ご相談者様が特定の後継者に株式を相続させる内容の遺言書を作成する、という二つの対策をご提案し、実行をサポートしました。
相談後の結果
娘様のご理解とご協力を得て、家庭裁判所にて遺留分の放棄が無事に認められました。並行して、ご相談者様の意思に沿った内容の公正証書遺言を作成し、会社の株式が望まない人物の影響下に置かれるリスクを、生前のうちに取り除くことができました。
解決のポイント
遺留分を放棄してもらうには、放棄する相続人へ相当な代償の提供が必要です。本件では、ご相談者様の将来の生活資金も考慮しつつ、娘様にも納得していただける代償額を慎重に算定し、円満な生前対策を実現できた点が重要なポイントでした。
解決した事務所
矢形法律事務所解決事例土日祝相談可
18時以降相談可
当日相談可
法テラス利用可
| 住所 | 兵庫県神戸市中央区元町通6-1-6 共進ビル7階 |
| 最寄駅 | 西元町駅 |
| 対応地域 | 兵庫県、大阪府、京都府 |
| 営業時間 | 平日 9:00〜17:30 |