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被相続人の預金の使い込みが疑われたため、不当利得返還請求訴訟を提起し事実関係を調査した事例

解決した事務所
矢形法律事務所
矢形法律事務所
対応地域 | 兵庫県、大阪府、京都府

相談の背景

依頼者のアイコン
遺産の種類現金・預貯金
依頼者の立場
請求側
被相続人との関係
被相続人の子ども
紛争相手
依頼者の兄弟姉妹
解決方法
調停
亡くなったお母様の預貯金を確認したところ、想定していたよりも著しく少ないことが分かりました。ご依頼者様は、お母様と同居していたお兄様が、生前に資産を私的に流用していたのではないかとの疑念を抱いていました。真相を明らかにし、もし使い込みがあれば返還を求めたいとの思いで、当事務所にご相談に来られました。

事務所の対応

まず遺産分割調停を申し立てましたが、相手方は預金の使途に関する資料の開示に協力的ではありませんでした。そこで、事実関係を明らかにするため、調停とは別に不当利得返還請求訴訟を提起しました。訴訟手続きの中で、相手方に対して家計簿とその根拠資料の提出を求め、調停では開示されなかった具体的な金銭の流れを客観的に確認し、使途不明金の有無を明らかにすることを目指しました。

相談後の結果

得られたメリット

訴訟を通じて相手方から家計簿が開示され、事実関係が明らかになった。

訴訟において、相手方から家計簿が証拠として提出されました。その内容を精査した結果、私的な流用は認められず、請求は棄却となりました。しかし、訴訟を通じて金銭の流れが明確になり、ご依頼者様の長年の疑問は解消されることになりました。

解決のポイント

親族間の金銭問題では、感情的な対立から資料の開示が滞ることがあります。本件では、訴訟を提起することで、相手方に証拠を提出させ、客観的な事実に基づいた判断をすることができました。相続財産に疑念がある場合、法的な手続きを通じて事実関係を明らかにすることが、納得のいく解決への糸口となる場合があります。

解決した事務所

矢形法律事務所解決事例
経験年数
弁護士登録から
22年
規模
在籍弁護士数
1名
費用
初回面談相談料
5,500円(30分)
土日祝相談可
18時以降相談可
当日相談可
法テラス利用可
現在営業中 9:00〜17:30
住所
兵庫県神戸市中央区元町通6-1-6 共進ビル7階
最寄駅
西元町駅
対応地域
兵庫県、大阪府、京都府
営業時間
平日 9:00〜17:30
分野
遺産の種類
依頼人の立場
紛争相手
被相続人との関係
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