相続弁護士 ドットコム
湊第一法律事務所(東京都港区)

湊第一法律事務所

所在地
東京都港区六本木4-8-7 六本木三河台ビル6階
初回相談料
無料
/
30分まで
相続問題の解決実績多数!不動産問題など他分野との連携が強み 他士業との連携を活かし、ワンストップで親身な対応!
電話受付中
9:00-20:00
050-5284-8577

多様な専門性を持つ弁護士が、それぞれの強みを活かして相続問題の解決をトータルでサポート

嶋村 昂彦湊第一法律事務所
多様な専門性を持つ弁護士が、それぞれの強みを活かして相続問題の解決をトータルでサポート

東京都港区六本木に所在する「湊第一法律事務所」のパートナーの嶋村昂彦弁護士(第二東京弁護士会)に、相続問題への取り組みについて聞きました。多様な経歴を有する弁護士が在籍する同事務所。それぞれの知見を活かし、複雑な相続問題をスムーズに、かつ総合的に解決します。代表の佐藤駿介弁護士(同弁護士会)、パートナーの國田修平弁護士(同弁護士会)も交え、仕事をするうえでの心構えや事務所の強みなどを聞きました。

インタビュー

異なる強みの弁護士が連携し、シナジーを生み出す

事務所設立の経緯を教えてください。

佐藤:当事務所は2023年7月28日に開設し、現在、私が代表を務めています。弁護士登録後、都内大手法律事務所に入所して、企業法務、不動産や家族問題など様々な案件の経験を積みました。その後、2022年からはエンタメ系上場企業のインハウスロイヤー(企業内弁護士)として仕事を行っております。

非常にやりがいを感じていますが、企業内弁護士という立場上、業務に制限があります。そのため、自分の周りで困っている方がいても、十分な法的支援を行うことができないという現状があり、忸怩たる思いを抱えておりました。

「個人の方であっても法的支援を十分に行いたい」―。このように、自分の周りで困っている人を助けるために弁護士業務の幅を広げたいという思いから、事務所を設立した次第です。

事務所の理念や大切にしていることを教えてください。

佐藤:当事務所には、多様なバックグラウンドや経験を持った弁護士が在籍しています。互いに連携することでシナジーを生み出し、企業・個人を問わず、総合力を駆使して全ての依頼者に質の高いリーガルサービスを提供することを目指しています。このような思いを込めて、事務所名に「湊第一」と名付けました。

<湊>は、風雨をしのぎ、船が安全に停泊し、人々が出会い、そして、新たな旅路を始める場所です。つまり、<湊>には、“人々が安心して集い、未来へ進むための出発点”という象徴的な意味があります。また、<第一>には、①研鑽を重ね、「第一」人者としての専門性を追求すること、②いかなる時も「第一」に頼れるパートナーとなること、③ご依頼者様に対し、前向きな「第一」歩を歩んでいただくこと、この3つの誓いが込められています。 これらを踏まえて、「あなたの未来、この<湊>から。」を、当事務所のコアメッセージを打ち出しております。

國田:私は弁護士登録以来、全国規模の事務所である弁護士法人サリュに在籍し、弁護士2年目で所長を務め、その後はパートナー弁護士として経営の中核に携わってきました。
手がけてきた案件としては、死亡事故を含む交通事故が最も多く、解決に導いてきた案件は850件ほどにのぼります。相続問題についても、遺産分割のトラブルや遺留分侵害額請求などの案件を数十件担当してきました。

佐藤:私は、インハウスロイヤーや取締役、事務所経営者としての経験を活かし、企業法務に注力しています。前職事務所の同期である嶋村弁護士とは大学時代からの長年の付き合いです。嶋村弁護士は、都内大手法律事務所を退所後、横浜市内にある事務所にて、企業法務、家族問題、破産、労働事件など様々な案件に取り組んできました。当事務所では、彼の最大の強みである相続問題(遺産分割・遺留分・遺言書など)をメインで担当してもらっています。

湊第一法律事務所_ロゴ

相続人同士の紛争に関する相談多数。丁寧なコミュニケーションで感情のもつれをほぐす

相続に力を入れている理由を教えてください。

嶋村:高齢化が進む日本において相続は避けられない問題です。離婚や交通事故などと違い、ほぼ全ての方が人生で一度は経験することになるかと思います。しかし、身近な問題でありながら、相続に関する法律や制度はとても複雑です。一般の方が自身で対応するには負担が大きいため、専門家としてお手伝いしたいと考えて力を入れています。

相続についてどのような相談が寄せられますか。

國田:弁護士へご相談される案件であるため、いわゆる「争続」となっているご相談が多いですね。相続人間の主張がうまく噛み合わず、揉めているようなご相談です。具体的には、遺産の分け方について意見がまとまらないという相談や、一人が遺産を独占している、あるいは不公平な内容の遺言が残されていて、遺留分を請求したいというご相談が多く寄せられます。

相続問題を適切に解決するためには、法律だけでなく、税務や登記など多岐にわたる知識が必要です。また、家族・親族間で長年積み重なった思いが相続をきっかけに噴出し、感情的に対立することも相続の特徴といえます。ひとたび揉めると当事者だけでの解決は難しいため、専門家のサポートが必要になるケースが多いと思います。

相続案件を手がける上で心がけていることを教えてください。

嶋村:相続が紛争化する原因は様々ですが、私としては、相続人間の誤解やちょっとしたすれ違いが、紛争の原因の半分以上を占めているのではないかと思います。

依頼者の意向を丁寧に聞き、尊重することはもちろん大切ですが、一方で、法律の専門家としての立場から、客観的なアドバイスを伝えることも心がけています。依頼者の主張を全て肯定するのではなく、「こういう視点からも考えてみませんか」と別の見方を提案することがあります。

丁寧なコミュニケーションによって感情的なもつれを解きほぐし、依頼者に納得してもらえる合理的な解決策を提案することを最も重視しています。

國田:紛争の背景にはご家族の間における積年の思いがあることが多いため、依頼者はもちろん相手方の話もできる限り聞くように心がけています。また、遺産分割協議書や調停調書を作成する際は、その後の登記や預金解約などの手続きがスムーズに進むよう、一つひとつの条項の文言に注意を払うことも大切にしています。

他分野の知見も駆使し、複雑な相続問題も最適な解決へ

相続における事務所の強みを教えてください。

佐藤:当事務所の弁護士は、相続案件の解決実績が豊富なので、知識と経験を活かして様々なケースに対応することが可能です。

また、当事務所では、他分野との連携ができることも強みの1つです。例えば、國田弁護士は交通事故案件の対応経験が多いことから、交通事故によって亡くなった方の案件では、相続と交通事故の手続きをトータルでサポートすることが可能です。また、私自身は企業法務で培った知見を活かし、経営者の方がお亡くなりになった場合の事業承継などのご依頼にも対応しています。

さらに、司法書士や税理士とのネットワークを築いているので、登記や税務の問題にもワンストップで対応できます。

嶋村:相続では現金や預貯金だけでなく、不動産や株式など様々なものが遺産となります。例えば、不動産があれば土地と建物の評価や賃貸借契約の知識が、また株式があれば会社法の理解が求められる場合があります。このように、相続の知識だけでは解決できない複雑な問題が絡み合うことが多いのです。

当事務所には多様なバックグラウンドの弁護士が在籍しているので、互いの知識や経験を活かすことで、こうした複合的な問題にも対応できるのは大きな強みです。

相続について弁護士に相談や依頼をするメリットは何でしょうか。

嶋村:相続を扱う専門家には、弁護士、司法書士、行政書士、税理士がいますが、その中でも弁護士は、依頼者の問題を総合的に見て判断できます。法律的な観点からはもちろん、税金面での注意点なども見極めて、最適なバランスの遺産分割を実現するための解決策を提示することが可能です。

また、相続人同士の話し合いや調停などにおいて、依頼者の代理人になれるのは弁護士だけです。すでに紛争になっている場合や揉める可能性が高い場合は、早い段階から弁護士に相談・依頼することをお勧めします。対立する相手との交渉や煩雑な手続きは全て弁護士にお任せください。

國田:弁護士が代理人として介入することで、話したくない相続人と直接話す必要がなくなります。これだけでも依頼者の精神的な負担はかなり軽くなるはずです。

当事者同士で激しく対立していても、弁護士という専門家が介在することでうまく話がまとまるケースは少なくありません。スムーズに話し合いが進んで早期解決の可能性が高まることも、弁護士のサポートを受けるメリットです。

これまでに手がけた相続案件の中で、印象に残っている事案を教えてください。

嶋村:十数人もの相続人がいるケースを担当したことがあります。会ったこともない親族との遺産分割で、依頼者は全く対応方法が分からず悩んでいらっしゃいました。受任後は私から相続人全員にお手紙を送り、遺産の分け方について合意を得るために、一人ひとりと随時連絡を取りながら対応を進めました。どなたも私の提案に納得してくださり、想定よりもスムーズに解決できて、依頼者からも非常に感謝されました。

疎遠な関係の相続人との遺産分割をご自身でおこなうのは、ハードルが高いと思います。よく知らない人と連絡を取り、ましてやお金の話をするとなると、気持ちの負担が大きいですよね。弁護士に依頼していただければ、スムーズに進む場合が多いです。

湊第一法律事務所_会議室

初回相談無料。不安や疑問をそのままにせず、一度ご相談ください

初回相談の流れを教えてください。

佐藤:相談のご相談に関しては、初回30分無料で対応しています。お問い合わせはLINE、ホームページの問い合わせフォーム、お電話で受け付けているので、まずはご連絡ください。ご都合を伺い、弁護士のスケジュールと合う最も早いタイミングで相談の日時を設定します。夜間や休日の相談にも対応しているので、ご希望の方はお申し付けください。

相談方法はご来所のほか、お電話やオンライン会議でも対応可能で、東京近郊に限らず全国対応しています。まずはお悩みを伺った上で解決までの見通しをお伝えし、依頼していただく場合の弁護士費用についても概算を提示します。

相続について、弁護士への相談を検討している方へメッセージをお願いします。

嶋村:相続は近い関係の人との間で発生するので、相手に言いたいことがあっても、「揉めたくないな」と思ってなかなか切り出せない方もいるでしょう。ただ、気になっていることを言わずに引っ込めてしまうと、後から「やっぱりあの時こうしておけばよかった」「こんな条件で合意するべきではなかった」と後悔することになりかねません。

少しでも「おかしい」と感じたり、「これで正しいのかな」と不安に思ったりすることがあれば、ぜひ、弁護士に相談していただければと思います。

弁護士が関与すべき案件であれば当事務所で対応しますし、司法書士や税理士に依頼した方が良い場合は適切な専門家をご紹介します。相続の悩みを解決するための入口として、ぜひ活用していただければと思います。

佐藤:弁護士に対して、何となく話しにくい印象があったり、「こんなことを相談していいのかな」と思ったりして、相談をためらっている方もいるかもしれません。当事務所ではリラックスして話せる雰囲気作りを心がけており、依頼者一人ひとりの声に真摯に耳を傾けることを大切にしています。

迷っているのであれば、初回相談料は無料ですので、一人で抱え込まずにご相談いただければと思います。

國田:遺産の分け方について、内心では納得できなくても、一度書面でまとめてしまうと、法的にそれを取り消したりすることはとても難しいです。少しでも違和感を感じているなら、ご自身の中にあるモヤモヤを解消するためにも、ぜひご相談ください。納得ができる解決につながるよう、私たちが全力でサポートします。