相続弁護士 ドットコム

明石中央法律事務所

感情的に対立しがちな相続問題を冷静に解決、見通しから逆算したアクションで迅速に対応

地元に根付いた法律事務所でありたいーー。質の高いリーガルサービスの提供と幅広い法的ニーズへの対応を理念として掲げ、2018年に「明石中央法律事務所」を開設した仲川悦央弁護士。「全ての当事者が納得できるような解決」をモットーに、丁寧かつ真摯な取り組みを意識しているとのこと。相続案件を手がける際に心がけていることや、やりがいについて詳しく話していただきました。(兵庫県弁護士会所属)

仲川 悦央弁護士
明石中央法律事務所

インタビュー

重大な局面に立つ依頼者に寄り添いたい

事務所設立の経緯を教えてください。

出身は奈良県ですが、司法修習地が神戸であったことをきっかけに、兵庫で弁護士として働くことを決めました。姫路、神戸の法律事務所で6年間勤務した後、当事務所を開設しました。開設にあたり、明石という土地を選んだのは、姫路、神戸の事務所で勤務してた際の依頼者が明石周辺に多くおられたため、特別な縁を感じたことが理由です。地元に根付いた法律事務所でありたい、という思いから「明石中央法律事務所」という名前をつけました。

事務所の理念や大切にしていることを教えてください。

根底にあるのは弁護士法1条ーーつまり、基本的人権の擁護と社会正義の実現です。当事務所では、質の高いリーガルサービスを提供し、幅広い法的ニーズに応えられるよう努めています。依頼者が弁護士に相談することは、依頼者にとって人生の一大事であると考えています。重大な局面に立たされた依頼者に寄り添い、依頼者が納得できる解決を提供することが最も大切な使命です。

依頼者の満足度を高めるために心がけていることはありますか。

進展や変化がある場合には、迅速に依頼者にメールや電話で連絡するように心がけています。こまめな情報共有を行うことで、解決に向かっているという実感を依頼者に得ていただくことを目的としています。

全ての当事者が納得する解決策を目指す

相続分野に注力されている理由を教えてください。

相続は親族間のトラブルなので、当事者同士で冷静な話し合いが難しいケースが少なくありません。弁護士が第三者的な視点で冷静にアドバイスをすることでトラブル解決に繋がると考え、積極的に取り組んでいます。

相続について、どのような相談が寄せられますか。

「そもそも親族との連絡が取れない」「遺産分割協議がなかなかまとまらない」といった相談や、相続放棄に関する相談が多く寄せられています。

相続の案件を手がける際に心がけていることはありますか。

メンタルケアにも配慮して、まずは依頼者の話をしっかりと聞くことを心がけています。そして事実関係を確認し、依頼者の意向や状況に合わせた解決策を提案しています。また、最善の解決へと導くには、正確な見通しを立てることが不可欠です。そのため、過去の判例・裁判例や文献を徹底的に調査し、的確な見通しを立てたうえで、それを逆算しながら案件を進めるようにしています。

常にスピード感を意識しながら問題解決に向けて行動

先生の強みを教えてください。

迅速に調査を行い、見通しを立て、必要な手続きを行うーー。常にスピード感を意識し、依頼者の問題解決に向けて行動するところだと思っています。他士業や不動産業者とも連携し、事案の解決に当たりますので、法律面以外で何か疑問や問題が生じた場合にも迅速に対応できます。

相続のトラブルが発生した場合に、弁護士に依頼するメリットは何でしょうか。

弁護士に委ねられるという安心感と、相手方との交渉で伴う精神的なプレッシャーからの解放が大きいメリットではないでしょうか。また、紛争解決までの見通しを立てることができる点も重要なメリットだと思います。

取りこぼしを防ぐためにも早期の対処が重要

相続分野を手がけるうえでのやりがいを教えてください。

依頼者や相手方の話をしっかりと聞いたうえで、全ての当事者が納得できる解決策を導き出した時には、大きな達成感を得られます。そして、解決後に依頼者から感謝の言葉をいただいた時には、精一杯頑張って良かったと実感できます。

トラブルによって苦しんでいる依頼者の心が、少しずつ前向きに変わり、最後には希望を持って新たな人生を歩み始める姿を見届けられることは、弁護士として大きなやりがいの一つです。

最後に、相続のトラブルを抱えて弁護士への相談を検討している方に向けて、アドバイスやメッセージをお願いします。

一度不安を感じると、その不安を払拭するのは非常に難しいことだと思います。時間が経つにつれて不安は増大していきやすいので、少しでも気持ちを前向きにするためにも、早めにご相談ください。

相続は手続きに期限があるものが少なくありません。たとえば、相続放棄は、相続開始を知った時点から3カ月以内に手続きを行う必要があります。また、紛争が発生している場合には、証拠を集めることが重要です。早期に対処することで、より適正な解決に導くことができます。

早期のご相談には様々なメリットがあります。何か相続に関する問題がありましたら、お気軽にご相談ください。