豊富な経験に基づくオーダーメイドの対応で依頼者の利益を最大化〜明石・神戸の相続問題解決に尽力
兵庫県明石市「イーグル法律事務所明石オフィス」の湖山達哉弁護士(兵庫県弁護士会所属)に、相続に関する取り組みについて聞きました。依頼者一人ひとりのニーズに合わせたオーダーメイドの対応を心がけているという湖山弁護士。それぞれの希望に応じて最適な戦略を提案し、利益の最大化を図ります。相続についてよくある相談や、仕事をする上での心構え、事務所の強みなどを聞きました。
インタビュー
丁寧なコミュニケーションで依頼者の不安を取り除く
「弁護士法人イーグル法律事務所」はどのような事務所ですか。
当事務所は2020年7月に設立し、現在は明石と神戸にオフィスを構え、それぞれの地域の方々の困りごと解決に取り組んでいます。
理念として掲げているのは、依頼者の悩みを解決するために全力を尽くすことです。
そのために、まず依頼者の話をしっかりと聞き、法律のプロとしての観点から問題点を整理し、解決方法をアドバイスします。そして、解決のために適切かつ迅速に対応していくことを心がけています。
弁護士に相談や依頼をすることは、一生のうちに何度もあることではありません。「自分の未来はどうなってしまうのだろう」と不安に思っている方も多いです。丁寧に話を聞いて解決までの道筋を示し、依頼者の不安を取り除くことを大切にしています。
依頼者のニーズにあった対応で利益を最大化
相続に注力している理由は何ですか。
相続は、人がいずれ亡くなる以上、必ず発生するものです。親族という近い関係の人との間で生じるため感情的に対立しやすく、財産の多い・少ないにかかわらずトラブルになる可能性があります。
トラブルが生じた場合に、冷静な第三者である弁護士が入り、法律のルールに基づいて対応することで解決に近づけます。依頼者の精神的な負担を軽減し、円満な相続の実現をサポートできることにやりがいを感じ、力を入れています。
相続について、どのような相談が寄せられますか。
遺産分割のトラブルに関する相談を多く受けています。特に揉めやすいのは、被相続人の介護をしていた相続人が寄与分を主張するケースや、生前に被相続人からお金を贈与された相続人がいるケースです。
不動産の分割についての相談も寄せられます。よくあるのが、「自宅を取得したい相続人がいるものの、他の相続人に渡すお金を用意できない」という問題です。他の相続人と交渉して代償金を減額してもらうなどの方法もありますが、どうしても支払えなければ不動産を売却し、相続分に応じてお金を分けるという方法を選ばざるを得ない場合もあります。
そうしたくない場合は、生前からの準備が重要です。遺言で誰が不動産を相続するかを明確に記載したり、不動産を取得する人に代償金として支払うための現預金を受け継がせたりするなどの対策をしておくことで、トラブルを防げます。また、遺言があればそれを元に不動産の移転登記ができるため、疎遠な相続人がいるような場合でも相手と関わらずに登記ができる点もメリットです。
相続案件を手がける上で心がけていることを教えてください。
依頼者のニーズに合った対応をすることです。とにかく早く解決したい方であれば、早期解決できる方法を考えて提案しますが、その場合は金額的に多少譲歩することになる可能性があります。一方で、譲歩はせず、時間がかかっても徹底的に戦うことを希望する方であれば、その思いを尊重して対応します。
重要なのは、依頼者が何を求めているかを理解し、その方に合ったオーダーメイドのプランで対応することです。依頼者のニーズを満たし、かつ利益も最大化できる方法で進めていくことが大事だと考えています。
相続によって生じる権利を確保。取り分が大幅に増えたケースも
相続における事務所の強みは何ですか。
明石にある法律事務所の中では、相続にかなり力を入れている事務所だと自負しています。これまでに解決してきた案件は100件を超え、様々なケースに取り組む中で解決のノウハウを蓄積してきました。
他士業との連携も充実していて、登記や税務に関する手続きが必要な場合はすぐに司法書士や税理士に繋げられます。顧問先や提携先に不動産業者が複数あるため、不動産の査定や売却もお任せください。
また、当事務所では基本的に、1つの案件を弁護士複数人で対応しています。多角的な視点で検討することで、依頼者にとってより良い解決方法を提案できます。
相続について弁護士に相談・依頼するメリットを教えてください。
相続によって生じる権利をきちんと確保し、利益を最大化できることです。
法律の知識がなければ、相続で自分にどのような権利が認められているのかを正確に理解することは難しいかもしれません。弁護士に依頼していただければ、法律に則り、相続できる遺産の割合などについて適切に主張しますので、ご自身が本来相続できる遺産を受け取れることが期待できます。
実際に、依頼者が自分に権利があることを知らなかった事案で、私が遺産分割協議に入って交渉した結果、取り分が1000万円以上増えたケースがあります。
また、相続に関する手続きや相手方との交渉を全て任せられることも、弁護士に依頼するメリットです。煩雑な手続きに時間をかけずに済みますし、心理的な負担も軽くなります。
早めに相談するメリットは何ですか。
紛争を長期化させずに早期解決できることです。ご自身で対応していると、場合によっては不利な条件を相手方に提供してしまい、不利益を被るリスクがあります。誤った方向に進んでしまうとそこから軌道修正するのが大変なこともあるため、不安や疑問があれば相談だけでも早めにしていただくことをお勧めします。
依頼者から感謝の声多数。ベストな解決方法をご提案します
これまでに手がけた相続案件で、印象に残っているケースはありますか。
一つは、相続人多数の案件です。依頼者が相談に来られる前から長期にわたって揉めていて、感情的な対立が激しいケースでしたが、私が代理人となって交渉し、最終的に3か月ほどで解決することができました。
私が入ったことで依頼者が相手方と直接やりとりする必要がなくなり、また、不安があればすぐに共有してもらえるように密に連絡を取りながら進めたので、心理的な負担も軽減できたのではないかと思います。とても感謝されて嬉しかったですね。
もう一つは、特別受益の問題が絡む案件です。この案件では、依頼者が受け取った生命保険金が特別受益にあたるかどうかが争われました。依頼者はすでに他の弁護士に依頼していましたが、裁判の結果に納得できず、弁護士を変更したいということで当事務所に来られました。
原則として生命保険金は特別受益にはなりませんが、一部例外があります。一審では、例外的に特別受益になると認定され、約2000万円の保険金を遺産に持ち戻すという判決が下りました。私が代理人として入り、改めて裁判で争った結果、一審の判決を覆し、保険金は特別受益にはあたらず、遺産に持ち戻す必要はないとの判決を得ることができました。
保険金として約2000万円を受け取るとともに遺産も引き継ぐことができるという、依頼者にとって利益のある結果となり、非常に喜ばれました。
相続について弁護士への相談を検討している方へ、メッセージをお願いします。
相続のトラブルでお悩みの方は、些細なことでも構いませんので、勇気を持って一度ご連絡いただければと思います。当事務所は多数の相続案件を解決した実績があります。豊富な知識と経験を駆使し、あなたの悩みを解決するベストな方法をご提案します。
弁護士と接することが初めての方にも、リラックスしてご相談いただける雰囲気づくりを心がけています。依頼者からは「話しやすい」「説明がわかりやすい」と言われることが多く、解決したときには「本当に依頼してよかった」「すごく頼りになった」と言っていただけることが多いです。
また、弁護士ドットコムを通じて「感謝の声」を多数いただいており、非常にありがたく思っています。お読みいただければ、私の人となりをイメージしていただけると思いますので、ぜひご覧ください。