【遺産分割】遺産を独占する相続人に対し、調停で不動産の売却・代金分割を提案し解決した事例
相談の背景
相続人の一人が遺産である不動産や預金をすべて管理・独占し、遺産分割の話し合いに一切応じてくれない状況でした。また、その相続人からは「不動産はいらないから現金で欲しい」との一方的な要求があり、当事者同士での解決は極めて困難であると感じ、ご相談に来られました。
事務所の対応
当事者間での交渉は難しいと判断し、速やかに家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てました。調停の場で、当方から解決策として、お互いにとって不要であった不動産を売却し、その売却代金を相続人間で公平に分配する「換価分割」という方法を提案しました。
相談後の結果
当方の提案に相手方も合意し、調停は円満に成立しました。その後、不動産業者に依頼して不動産を売却し、その売却代金を各相続人に分配することで、ご依頼者様の希望通りの解決を実現することができました。
解決のポイント
相続人間で話し合いがこじれた場合、早期に調停を申し立て、第三者を交えて協議することが円満解決への近道です。本件のように、相続人の誰もが取得を希望しない不動産がある場合、売却して現金で分ける「換価分割」は、公平で現実的な解決策として非常に有効な手段となります。
解決した事務所
弁護士法人阪南合同法律事務所解決事例夜間相談可(21時以降)
18時以降相談可
当日相談可
後払いあり
分割払いあり
法テラス利用可
着手金無料あり
女性弁護士在籍
全国出張対応
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