【遺産分割】兄弟間で複雑に共有された不動産を、調停により半年で解決した事例
相談の背景

50代 | 男性
遺産の種類不動産(土地・建物)
ご兄弟間の遺産分割について、お兄様からのご相談でした。亡くなられたご両親の遺産は3つの不動産でしたが、いずれもご両親やご兄弟との共有名義で権利関係が複雑な状態でした。ご依頼者様はご自身が暮らす不動産の単独取得を希望されており、遺産分割と共有物分割の両方を視野に入れた解決が必要でした。
事務所の対応
ご依頼者様の希望を実現するため、亡くなられたお父様とお母様、それぞれについての遺産分割調停を申し立てました。調停では、解決の前提となる不動産の評価額が争点となりがちですが、本件では早期に相手方との評価方法(固定資産税評価額を基準とするなど)の合意形成に注力し、交渉を進めました。
相談後の結果
調停の結果、ご依頼者様は希望通り、居住中の不動産Aを単独で取得しました。残りの不動産は弟様が取得し、遺産分割の代償金および共有持分の清算金として、弟様からご依頼者様へ現金が支払われる形で円満に合意が成立しました。
解決のポイント
遺産分割調停では不動産の評価方法が争点となり、長期化する一因となります。本件では、費用のかかる不動産鑑定に頼らず、当事者双方が納得できる評価方法で早期に合意できたことが、申立てから半年という迅速な解決に繋がりました。
解決した事務所
河合法律事務所解決事例土日祝相談可
18時以降相談可
当日相談可
後払いあり
分割払いあり
女性弁護士在籍
電話相談可
全国出張対応
| 住所 | 東京都文京区本郷4-1-6 ヴェルディ本郷8階 |
| 最寄駅 | 本郷三丁目駅 |
| 対応地域 | 全国対応 |
| 営業時間 | 平日 9:00〜18:00 |