【遺産分割】膨大な手書き記録を分析し生前贈与を証明、調停で有利な解決に導いた事例
相談の背景

40代 | 女性
遺産の種類現金・預貯金
お父様が亡くなり、ご姉妹で遺産を分割することになりました。しかし、ご姉妹の仲が良くないため、直接の話し合いが難しい状況でした。また、個人事業主だったお父様は多数の銀行口座に加え、10冊以上のノートに金銭のやり取りを記録しており、その膨大な資料をご自身で整理・分析することができず、途方に暮れてご相談に来られました。
事務所の対応
ご依頼を受け、まずはお父様が遺された膨大なノートの記録を丹念に整理・分析しました。その中から、相手方であるお姉様への多額の生前贈与(特別受益)にあたる記述を抽出し、法的な主張を組み立てました。当事者間の話し合いは困難と判断し、速やかに家庭裁判所へ遺産分割調停を申し立て、客観的な証拠として分析結果を提出しました。
相談後の結果
調停の場で、当方が整理・分析したノートの記録に基づき、相手方への多額の生前贈与があったことを説得的に主張しました。その結果、当方の主張が認められ、ご依頼者様の寄与も考慮された、有利な内容での調停を成立させることができました。
解決のポイント
矛盾点も多い手書きの記録のような不正確な資料でも、専門家が客観的に分析し、矛盾点と整合性のとれる点を整理して主張することで、有効な証拠となり得ます。当事者同士では解釈が分かれてしまうような曖昧な資料でも、弁護士が第三者の視点から分析・主張することで、説得力のある交渉が可能になります。
解決した事務所
大阪北摂法律事務所解決事例土日祝相談可
18時以降相談可
当日相談可
分割払いあり
電話相談可
オンライン相談可
| 住所 | 大阪府摂津市千里丘1-13-5 2階 |
| 最寄駅 | JR東海道線千里丘駅から徒歩5分 |
| 対応地域 | 大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県 |
| 営業時間 | 平日 9:00〜18:30 |