遺言で長女への全財産遺贈と任意後見契約を組みあわせ不当な要求を繰り返す長男への相続対策を行った事例
相談の背景

70代以上 | 男性
遺産の種類不動産(土地・建物)
相談者は当初、子供2人が平等に遺産を分けると考え遺言は不要と信じていました。しかし、同居する長男一家から金銭をせびられるようになり、拒むと食事や買い物等の日常的な介助を拒否される仕打ちを受けるようになりました。このような生活から脱するため長女の助けで施設入所を検討していましたが、不当な要求を繰り返す長男には財産を渡したくないという強い思いから、確実な相続対策と生前の生活基盤の確保を求めて来所されました。
事務所の対応
長女に全財産を相続させる内容の公正証書遺言を作成するとともに、施設入所後の財産管理を長女に託す「委任契約及び任意後見契約」の締結をサポートしました。これにより長男からの干渉を防ぐ体制を整えました。また、一定の資産規模があったため相続専門の税理士と連携し、相続税の試算と適切な節税対策も指南しました。長男の対応が深刻化した場合を想定し、法的手段としての「推定相続人廃除」も視野に入れて対応方針を策定しました。
相談後の結果
公正証書遺言と任意後見契約の作成により、長男へ財産を渡さない仕組みと、生前の安心できる財産管理体制を構築しました。相談者は長男の不当な要求から解放され、安心して施設での生活をスタートさせることができました。
解決のポイント
判断能力があるうちに、遺言だけでなく任意後見契約を組みあわせて対策したことが鍵です。弁護士が介入し専門家チームで対応することで、生前の生活の質を守りつつ、将来の親族間の紛争を未然に防ぐことが可能となりました。
解決した事務所
法律事務所キノール東京解決事例| 住所 | 東京都港区西新橋1-21-8 弁護士ビル503 |
| 最寄駅 | 「虎ノ門駅」徒歩5分 |
| 対応地域 | 全国対応 |
| 営業時間 | 平日 9:00〜18:00 |