他の相続人から遺産分割調停を申し立てられたが、適切に自宅不動産の評価を行うことで、自宅を確保できた事例
相談の背景

60代 | 女性
遺産の種類現金・預貯金、有価証券、不動産(土地・建物)
お父様は既に数年前に亡くなっており、今回お母様が亡くなり、相続が発生しました。
他の相続人に養子の姉がいました。
相談者の方は生前お母様と同居され、介護もしていらっしゃいました。相談者の方はお母様の遺産などを隠してはいなかったのですが、姉から、遺産を隠していると疑われていました。
そして、突然姉から遺産分割調停を申し立てられてしまい、驚いて当事務所にご相談にいらっしゃいました。
事務所の対応
相談者の方は自宅の取得を希望しておられましたが、東京23区内でも非常に良い場所にあったことから、遺産分割調停での評価額が高くなると取得が困難になる可能性がありました。姉は不当に高い査定書を提出してくることが予想されましたので、適正な評価額になるように意識しながら、不動産会社に査定をお願いしました。
当該不動産の状態を詳しく説明し、適正価格の査定書をいただけるように努力しました。
相談後の結果
自宅は適正な価格で評価され、自宅を遺産として得ることができました。
しかし、都内の一等地にあったので、評価額を適切なものにしただけでは法定の取り分よりも多くなってしまったため、代償金の支払いも必要でした。
解決のポイント
不動産の評価は非常に難しく、かつ、結果に大きな影響を与えますので、この点でこちらが意図した額になったことが大きなポイントとなりました。
解決した事務所
法律事務所穂解決事例初回相談無料現在営業時間外 10:00〜17:00
| 住所 | 東京都新宿区新宿1-14-3 ラタンビル4階 |
| 最寄駅 | 新宿御苑前駅 |
| 対応地域 | 東京都 |
| 営業時間 | 平日 10:00〜17:00 |