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[相続放棄] 資産と負債が不明な状況で熟慮期間を延長。調査の結果、相続放棄を選択し、問題を解決した事例

解決した事務所
弁護士法人片岡総合法律事務所日立事務所
弁護士法人片岡総合法律事務所日立事務所
対応地域 | 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、福島県

相談の背景

依頼者のアイコン
遺産の種類不動産(土地・建物)
依頼者の立場
請求された側
被相続人との関係
その他
紛争相手
なし
解決方法
審判
亡くなられたご親族の相続について、プラスの財産と借金などのマイナスの財産のどちらが多いか分からず、相続すべきかどうか判断に迷われていました。ご自身で調べた結果、資産の範囲内で債務を返済する「限定承認」という手続きが良いのではないかとお考えでしたが、手続きの複雑さなどに不安を感じ、専門家の意見を求めてご相談に来られました。

事務所の対応

まず、限定承認手続きの煩雑さや税務上の注意点をご説明しました。その上で、すぐに判断するのではなく、家庭裁判所に「熟慮期間延長」の申立てを行い、財産調査のための時間を確保することをご提案しました。許可を得た後、延長された期間内に被相続人宛の郵便物などを精査し、資産と負債の全体像を正確に把握する作業を進めました。

相談後の結果

得られたメリット

熟慮期間を延長して調査後、相続放棄

調査の結果、不動産などのプラスの財産をすべて売却しても、負債を返済しきれないことが明らかになりました。そのため、複雑な限定承認ではなく、相続放棄の手続きを選択し、無事に裁判所に受理されました。これにより、借金を引き継ぐことなく、問題を確実に解決することができました。

解決のポイント

資産と負債の状況が不明な場合、すぐに相続放棄を決めるのではなく、本件のように「熟慮期間の延長」を申し立てて調査の時間を確保することが有効な手段です。専門家が状況を正確に分析することで、限定承認よりも負担の少ない相続放棄など、個別の事案に応じた最も適切な手続きを選択することが可能になります。

解決した事務所

弁護士法人片岡総合法律事務所日立事務所解決事例
経験年数
弁護士登録から
9年
規模
在籍弁護士数
2名
費用
初回面談相談料
0円(30分)
土日祝相談可
初回相談無料
夜間相談可(21時以降)
18時以降相談可
当日相談可
法テラス利用可
着手金無料あり
電話相談可
オンライン相談可
初回相談無料
現在営業時間外 9:00〜20:00
住所
茨城県日立市弁天町1-3-16
最寄駅
日立駅から徒歩8分
対応地域
茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、福島県
営業時間
平日 9:00〜20:00
分野
遺産の種類
依頼人の立場
紛争相手
被相続人との関係
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