※利用規約・個人情報保護方針に同意の上、各法律事務所にご連絡ください。
| 住所 | 大阪府岸和田市野田町3-3-31 MINAMIビル1階 |
| 最寄駅 | 南海岸和田駅より徒歩10分 |
| 対応地域 | 大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県 |
| 営業時間 | 平日 9:00〜17:30 |
| 住所 | 大阪府岸和田市野田町3-3-31 MINAMIビル1階 |
| 最寄駅 | 南海岸和田駅より徒歩10分 |
| 対応地域 | 大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県 |
| 営業時間 | 平日 9:00〜17:30 |
佐藤 裕幸 | 弁護士法人池内総合法律事務所
大阪府岸和田市の「弁護士法人池内総合法律事務所」に所属する佐藤裕幸弁護士にインタビューを行いました。長年にわたり、地域の法律トラブル解決に取り組んできた同事務所。佐藤弁護士も10年以上の経験があり、豊富な知見や解決のノウハウ、他士業とのネットワークを駆使して、相続問題を最善の解決に導きます。弁護士として大切にしていること、相続の対応方針、事務所の強みなどを聞きました。(大阪弁護士会所属)
当事務所は、1994年に現代表の池内清一郎弁護士が岸和田で設立した事務所です。その後、2009年に法人化して大阪事務所を開設し、2019年にはあべの事務所も開設しています。私自身は2016年に岸和田事務所へ入所しました。
全体で弁護士は4名、岸和田事務所には2名の弁護士がおります。事務スタッフは岸和田に3名、他の拠点にはそれぞれ1名ずつの体制です。 特徴としては、それぞれの弁護士が自分に合った方法で業務に取り組んでいる点が挙げられます。弁護士として真摯に業務を行うことを前提として、各弁護士のやり方が尊重されており、とても働きやすい環境です。
また、事務所内の風通しが良く、弁護士同士のコミュニケーションが活発な点も強みです。難しい問題に直面したときは弁護士同士で相談することもよくあります。仕事だけの関わりを越えてプライベートでの交流もあるほど、仲が良いです。
依頼者に対して「見通し」をきちんと説明することです。なぜなら相談に来る方が、弁護士に依頼するかどうかを決めるとき、また依頼後にどのような解決を図るかを決めるときも、最終的に決断するのは依頼者自身だからです。私は、依頼者自身の判断を最大限に尊重したいと考えています。
弁護士はあくまで代理人として判断材料を提供する立場であり、一方的に道を決めるわけではありません。必要な情報を聞き取ったうえで、見通しを丁寧に説明することで、依頼者が納得して選択できると考えています。私は弁護士としての立場で、「依頼者のためにできることは全て取り組む」という姿勢で臨んでいます。
相続も含め、法律に関わるトラブルや事件は、依頼者自身が抱えるものであり解決しなければならない(終わりを迎えなければならない)ものです。依頼者本人が最終的に納得できる終わらせ方ができるように、場面ごとに判断材料を適切に提供し、見通しを説明できる弁護士でありたいと思っています。
相続に関しては、生前対策についての相談と相続開始後の相談の両方がありますが、特に難しさを感じるのは遺産分割の相談です。 単純に「どうしたらよいか」「遺産分割をしなければならないと思うのだけれど」という漠然とした不安から来る方もいれば、遺産分割の協議に際し、何かしら引っかかりを感じて来る方もいます。
具体的な悩みとしては、「お金の流れが不自然で引っかかる」というケースが多いですね。預金通帳だけで全てのお金の流れを把握するのは難しいため、相続人間で信頼関係がなければ疑念が生まれやすくなってしまいます。 解決の流れとしては、まず現状を確認し、分けるべき遺産には何があるのか、相続人は誰なのか、そして依頼者の希望や意向を確認します。そのうえで、当事者同士で話し合いができるかを確認し、弁護士が交渉に入るのか、調停や審判などといった法的手続に進むべきなのかを検討することになるでしょう。
遺産分割の場合、最終的な目標は財産を分けることです。その目標に向かって、現在の状況を整理し、どうすれば目標にたどり着けるかを逆算的に考えていきます。
相続問題の最大の難しさは、単純な理屈だけでは解決できない部分が含まれていることにあります。例えば遺産分割は、一見「財産を分ける」という数字の問題に見えますが、その背景には家族の歴史や感情が複雑に絡み合っています。法的な理屈だけで押し切ろうとすると、かえって紛争が長引くことがあるのです。
例えば、お金の流れが不透明な場合、相続人同士で信頼関係がなければ疑念が生まれやすくなります。そうした感情的な対立に配慮しながら解決を目指すことが必要です。 調停や審判で裁判所の判断を仰ぐこともできますが、それが必ずしも依頼者の望む解決になるとは限りません。 だからこそ、私は初期段階から法的に「できること」「できないこと」を明確にして、的確な見通しを伝え、選択肢を提示することを心がけています。最終的には依頼者自身が納得できる選択をサポートすることが、私の相続問題への向き合い方です。
当事務所の最大の強みは、泉州地域に根ざして30年以上の実績があることです。岸和田は大阪市内と比べて法律事務所の数が少ないため、幅広い内容の相談が寄せられています。相続についてはもちろん、相続以外の分野についても、さまざまな相談・依頼に対応できる事務所であることが大きな強みの一つです。
また、地域とのつながりも強みです。事務所として30年以上、この地域で業務を行う中で培った人脈や信頼関係は、案件の解決に大いに役立っています。相続で関わりのある司法書士や税理士、不動産業者など他士業とのつながりも強いです。
積み重ねてきた知識と経験にも自信があります。代表の池内弁護士は約40年の経験を持ち、その他の弁護士も豊富な経験があります。私自身も10年以上の経験があり、事務所全体として多くの知見やノウハウを蓄積しています。
相続は長年の関係性の積み重ねの上に生じる問題で、感情的なしこりがあることも多いです。一概に、金銭的な損得だけで判断できない状況に陥ってしまうこともあります。そもそも感情的になっている状態で、今後のことを前向きに考えるのは難しいですよね。 だからこそ、打ち合わせではあまり深刻な空気にならないように心がけています。
そもそも弁護士に相談する内容は、相続に限らず、基本的に重い話やネガティブな話が多くなってしまいます。 大切なのは、解決方法を前向きに共有することです。どうやって解決していくかを、依頼者と共に考え、前向きに取り組める空気をつくるように心がけています。ありがたいことに、相続で相談に来た方からは「話しやすい」と言われることが多いです。 まずは不安や今の思い、悩みを聞かせてください。話すことできっと、気持ちが晴れると思います。
何か気になる点があれば、ためらわずに相談してほしいと思います。「相続の進め方がわからない」「相手方とうまく話ができない」など、どんな悩みでも問題ありません。あなたが気になることや疑問に思っていることについて、わかりやすく説明します。
また、一度相談したからといって必ず依頼しなければならないわけではありません。弁護士に依頼するかどうかは、その先の話です。まずは一度話をして、弁護士がどのような選択肢を提供してくれるのかを踏まえたうえで、どうするかを考えてみてはいかがでしょうか。 少しでも気になることがあれば、お早めにご相談ください。
| 住所 | 大阪府岸和田市野田町3-3-31 MINAMIビル1階 |
| 最寄駅 | 南海岸和田駅より徒歩10分 |