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| 住所 | 千葉県浦安市北栄1-15-10 大長ビル202 |
| 最寄駅 | 浦安駅 |
| 対応地域 | 千葉県、東京都、神奈川県、埼玉県 |
| 営業時間 | 平日 10:00〜18:00 |
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小林 貴行 | 京葉つばめ法律事務所
千葉県浦安市「京葉つばめ法律事務所」の小林貴行弁護士(千葉県弁護士会所属)に、相続分野への取り組みについて聞きました。依頼者との丁寧なコミュニケーションを大切にしている小林弁護士。言葉の奥にある感情まで汲み取り、被相続人と相続人双方の思いを大切にした真の解決を目指しています。事務所の理念や強み、相続についてよくある相談、弁護士に依頼するメリットなどを詳しく聞きました。
当事務所は2025年4月に開設しました。弁護士になって以来、長らく千葉県内で活動を続けてきたので、独立しても千葉でリーガルサービスを提供したいと考えていました。県内のどの地域なら皆様のお力になれるかを検討し、この浦安という場所を選んだ次第です。
最も大切にしているのは、地域の皆様のためのリーガルサービスの提供です。従来、法律事務所は裁判所周辺に集中しており、弁護士の利便性を優先して、お客様がこちらに来てくださるのを待っている。そのようなあり方が一般的だったと思います。しかし現代においては、むしろ弁護士の方から積極的に地域に入っていき、一人ひとりのニーズに合ったリーガルサービスを提供することが必要だと考えています。
そのため当事務所は、地域に根ざし、どなたでも気軽に相談できる親しみやすい事務所であることを大切にしています。駅から徒歩1分という立地を選んだのも、依頼者の利便性を第一に考えてのことです。実際に、「駅からすごく近くてびっくりした」「仕事帰りにも立ち寄りやすい」と言っていただくことが多いです。
依頼者の話をしっかり聞くことです。特に相続などの家事分野では、法律論だけではなく、当事者の感情も密接に絡んでいるケースが多くあります。話を聞きながら、依頼者の声のトーンや話し方、身振り手振りから分かる感情の動きに注目し、言葉の奥にある気持ちや家族のヒストリーを汲み取ることを心がけています。
こうした要素は法律の世界ではややもすると見過ごされがちですが、紛争解決においては決して無視できないものだと考えています。
相続に関する相談で最も多いのは、きょうだい間の紛争です。特に、歩んできた人生のヒストリーが異なる方同士での紛争が目立ちます。例えば、一方が都会に住んでいてもう一方は地方に残っているパターン、一方は大学に行かせてもらったがもう一方は行かせてもらえなかったパターンなど、これまで歩んできた道や価値観が異なる相手とすれ違いが発生し、トラブルに発展する事例が少なくありません。
また、被相続人が再婚している場合も紛争になりやすいです。特に、前の配偶者との子どもと再婚相手、または異母・異父きょうだい間での対立は典型的なケースだと思います。
状況に応じて柔軟に対応しています。相手方に弁護士がついた場合は、比較的話し合いで解決する可能性が高いです。明らかに話ができない状況であればすぐに調停を申し立てますが、そうでなければ話し合いをベースに進める方が、早期解決に至りやすいと考えています。一方、相手方に弁護士がつく見込みがない場合、最初はソフトな話し合いから始めますが、多くの場合、どこかで見切りをつけて調停を申し立てます。ただ、調停ありきではなく、まずは相手方に連絡文を送って反応を見るなどして、慎重に判断するようにしています。
財産の性質によってもアプローチを変えています。現金などの流動資産が多い場合は遺産分割しやすいため、話し合いで解決することが多いですが、流動資産がほぼなく、不動産などそのままでは分けられない財産が多い場合は、早めに調停に移行する方が解決につながりやすいです。
やはりよく話を聞くことです。相続は感情が重要な分野であるため、話をよく聞かないと真の解決には結びつかないと思っています。法律上の手続きに基づいて進めていけば法律的な結論は出ますが、気持ちの上でも納得できる解決を導くためには、依頼者の話をよく聞き、言葉の奥にある感情にも意識を向けることが重要です。
被相続人の思いを汲むことも大切にしています。遺言が残されていても、そこに書かれていることが、必ずしも被相続人の本当の思いであるとは限りません。例えば、遺留分が発生するような遺言であっても、その背景には特定の家族をえこひいきしたい気持ちではなく、別の思いが込められていることも多々あります。言葉をそのまま受け止めて表面的な解釈をするのではなく、被相続人や家族の人生のヒストリーを踏まえて、真意を汲みとることを心がけています。
相続は単なる財産分与ではなく、それまでの人生の決算点ともいえる重要な局面です。被相続人がこれまで歩んできた人生、そして相続人の方々が積み重ねてきた思いを無下にしないことが何より大切だと考えています。
一番の特徴は、依頼者とのコミュニケーションを大切にしていることです。顔を合わせてじっくりと話を聞き、言葉だけでなくその背景にある感情まで汲み取って、真の解決に結びつけます。また、相続では税務や登記に関する手続きが必要な場面がありますが、当事務所では他士業の先生と連携しているので、必要に応じてご紹介することが可能です。
立地面では、浦安駅から徒歩1分の場所にあるため、公共交通機関でのアクセスがしやすいです。ビルにはエレベーターも完備していますので、身体の不自由な方や高齢の方も安心してお越しいただけます。
特に揉めている案件においては、専門家がきちんと関わることで、法的に適切な結論に辿り着けます。モヤモヤした状態から脱却し、すっきりとした解決を得られることは大きなメリットだと思います。
法律では、調停や審判といった、紛争解決というゴールに至るまでのメニューがしっかり用意されています。メニューをどの段階でどう使うかの道筋を描き、遂行するのが弁護士の役割です。弁護士が介入し、適切なプロセスで一つひとつの手続きを進めていけば、最終的には間違いなくゴールに到達できます。
インターネットでも相続に関する情報は調べられますが、そこに書いてあることがあなたに当てはまるとは限りません。個別の事情に応じた具体的なアドバイスを受けられることも、弁護士に相談するメリットです。
相続人が多数で、さらに住んでいるところが全国バラバラだったため、全てのやりとりを郵便で対応しなければならなかった案件です。感情的な対立はありましたが、一人ひとりに丁寧に対応することで着地点を見出し、最終的には全員の了承を得て遺産分割協議書を取りまとめることができました。相続人が多い案件は難航することが多いのですが、この案件では当事者の感情を丁寧に解きほぐしたことが功を奏し、話し合いでの解決が実現しました。
もう一つ印象深いのは、被相続人の前の配偶者のお子さんと再婚相手との間で起きた紛争です。私はお子さん側の代理人として対応し、裁判まで徹底的に争いました。非常に対立が深く、苦しい場面もありましたが、相手に対して強気で押していった結果、依頼者が納得できる結論を得ることができました。とても感謝され、嬉しかったですね。
相談前にメールや電話で大まかな相談内容を伺い、その上で事務所にお越しいただきます。最初に相談表への記入をお願いし、それを踏まえて争点や現状を把握します。お持ちいただいた資料(戸籍、財産関係書類、相手方からの手紙など)も拝見しながら状況を判断し、解決のために必要な情報をお伝えします。
弁護士への依頼が不要であればその旨をお伝えします。依頼が適切と思われる場合は、私が提供できるサービスの内容や費用の概算を説明し、検討していただく流れとなります。
相続について不安があれば、ぜひとも早めにご相談ください。相談したら必ず依頼しなければならないわけではありません。アドバイスだけ受けたいという方も気軽にお問い合わせいただければと思います。
弁護士と話すだけでも不安が軽くなるはずです。いつでもご連絡ください。
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