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| 住所 | 兵庫県姫路市北条口2丁目63 |
| 最寄駅 | JR姫路駅徒歩10分 |
| 対応地域 | 兵庫県 |
| 営業時間 | 平日 9:30〜18:30 |



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谷林 一憲 | 谷林一憲法律事務所
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兵庫県姫路市で「谷林一憲法律事務所」を経営する谷林一憲弁護士(兵庫県弁護士会所属)に、相続案件に携わる上で心がけていることなどを聞きました。ご自身の家族が長年相続問題で悩んだ経験から、「1人でも多くの人が相続で長く悩まずに済むように」との思いで相続案件に注力しているという谷林弁護士。相続について弁護士に相談・依頼するメリットについても詳しく聞きました。
弁護士登録してから姫路市内の法律事務所に就職し、約6年間勤務した後、後継者を探していた高齢の弁護士から声をかけられ、共同で事務所を経営することにしました。その方が亡くなって事務所を引き継ぐことになり、現在まで1人で運営しています。「自分の名前で責任を持ち、恥ずかしくない仕事をする」という思いを込めて、自身の名を事務所名にしています。
依頼者のために精一杯考えて、ベストな解決方法を見つけ出し、できる限り依頼者の意向に沿うよう努めています。中には、依頼者の主張が法的に認められない場合もありますが、そういったときでも、ただ「無理です」と結論を押し付けるのではなく、まずはしっかりと話を聞くことを大切にしています。
その上で、その主張を続けた場合に生じるデメリットを丁寧に説明し、依頼者にそのまま主張を続けるか、他の方法を取るかを選択してもらい、納得のいく形で進められるよう心がけています。
父が長年にわたり相続問題で悩んでいたことです。兄妹との遺産分割について折り合いがつかず、解決まで10年の月日を要しました。最終的にも完全に父が納得できる解決でもなかったため、父のように相続で悩む人をひとりでも減らしたいという思いで取り組んでいます。
当然のことではありますが、結論を急がず、まずは依頼者の話を時間をとって十分に傾聴することを心がけています。
裁判官の意見を聞くことで、事件の解決の落としどころや法的な考え方を深めることができ、弁護士として遺産分割協議を行う際にも役立っています。
また、調停委員として多くの弁護士の活動を見る機会が多く、主張の仕方や書類の提出時期など、弁護士としての姿勢や対応の違いがよくわかります。依頼者に対する向き合い方や仕事の進め方を再確認するきっかけにもなっています。
遺産分割に関する相談が多いです。たとえば、相続人間の感情や人間関係のもつれから、話し合いがうまく進まないケースがあります。また、被相続人と同居していた相続人が生前に被相続人のお金を使い込んでいたのではないかという相談もあります。そのほかには、遺言書の内容に納得できず、遺言の無効を主張したいという相談も多いです。
最近は、インターネットで事前に様々な情報を収集してから相談に来る方が増えています。ただし、事案ごとに状況は異なりますので、似たように見えるケースでも、実際には全く異なることが少なくありません。そういった場合には、実際の事案とネットに書かれているケースの違いを丁寧に説明するようにしています。
また、相続人の権利意識が強くなってきたと感じています。たとえば、実家で被相続人と同居し世話をしてきた長男の中には、「長男が多くの遺産を取得すべきだ」と考える方がいます。以前は、他の兄弟もその考えを受け入れるケースが多かったのですが、最近では、都会に出た弟や妹が「それは別の問題で、法定相続分はきちんとほしい」と主張するケースが増えています。その結果、争いになることが多くなっていると感じています。
関係がこじれてしまった他の相続人と直接コミュニケーションをとらずに済むというメリットがあります。相続問題では、限られた時間の中で適切に証拠を集めることが必要ですが、弁護士が介入することで依頼者の希望を実現するために必要な証拠を素早く収集することが期待できます。
時効という時間的な制限があるからです。たとえば、遺留分の侵害については、法律で時効が明確に定められていて、相続が開始したことと遺留分が侵害されていることを知ってから1年以内に行動を起こす必要があります。遺留分を請求するには、遺産の調査や遺留分の計算が必要になることが多く、法的な知識が求められます。そのため、早めに弁護士に相談することが大切です。
また、証拠の問題もあります。たとえば、銀行の取引履歴は通常10年分しか取得できませんが、中には15年や20年前のことについて相談されて、何の証拠も取得できないことがあります。ですので、少しでも疑問や不安があれば、早めに預金の履歴などの資料を集める必要があります。どのような証拠が必要かを判断するためにも、早めに弁護士に相談することが望ましいです。
税理士や司法書士、土地家屋調査士など、信頼できる専門家との繋がりが多くあるため、ワンストップで対応し、依頼者の負担を軽減できる点です。弁護士としての仕事の範囲を超えた部分についても、私が直接税理士などに相談し、できる限りスムーズに対応できるよう心がけています。
被相続人である父親の財産を、生前に相続人の1人が使い込んでいた疑いのあった案件が印象に残っています。依頼者は、使い込みを疑った他の子どもたちと母親です。相手方は使い込みの事実を否定したため、使い込んだ遺産を不当利得として返還を求める裁判を起こしました。
使い込みは閉鎖的な環境で起きるため立証が難しいのですが、日記の記録や、日々の細かな領収書などをひとつひとつ丹念に積み上げて、最終的に使い込みの事実をほぼ明らかにすることに成功しました。完全勝訴とはいきませんでしたが、依頼者側の有利な形で和解に持ち込むことができました。一般的には難しい類型の案件ですが、非常にうまくいったケースとして印象に残っています。
何もわからない状態で1人で抱えていると、不安がどんどん大きくなってしまいますが、専門家に話を聞いてもらい状況を理解することで、不安は軽減します。ぜひ思い切って相談してみてください。
また、弁護士にもさまざまなタイプがいます。相性の良し悪しもありますので、もし最初の弁護士がしっくりこない場合は、セカンドオピニオンとして別の弁護士に相談してみるのも一つの手です。弁護士に冷たく対応されたからといって諦めず、別の視点を得ることが大切です。ぜひお気軽にご相談ください。
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