相続弁護士 ドットコム

はちかづき法律事務所

所在地
大阪府 寝屋川市早子町13-7 サンライズ早子203号
受付時間
  • 平日可
  • 週末可
  • 祝祭日可
  • 24時間可
初回相談料
無料
/
30分まで
寝屋川市で地域密着型の法律サービスを提供。「交通整理」をしながら相続の悩みを的確に解決します

寝屋川市で地域密着型の法律サービスを提供。「交通整理」をしながら相続の悩みを的確に解決します

塩見 恭平はちかづき法律事務所
寝屋川市で地域密着型の法律サービスを提供。「交通整理」をしながら相続の悩みを的確に解決します

大阪府寝屋川市で働く塩見恭平弁護士(はちかづき法律事務所)にインタビューを行いました。寝屋川市駅から徒歩3分の場所に事務所を構え、地元の方から寄せられる様々な悩みの解決に取り組んでいる塩見弁護士。本編では具体的に、事務所の理念や強み、弁護士として大切にしていること、相続の対応方針などを聞きました。(大阪弁護士会所属)

インタビュー

地域に根ざした法律サービスを提供

生まれも育ちも大阪の塩見先生。事務所設立の経緯や想いについて教えてください。

私は弁護士になる前の司法修習での1カ月の寮生活以外、大阪府内から出ていません。生まれてから今まで、ほとんどの時間を大阪で過ごしています。もともと、独立・開業できる仕事として弁護士に魅力を感じていたので、自分で事務所を開くときも、大阪以外で働くことは考えていませんでした。

弁護士登録後、大阪の事務所で修行した後、今の事務所を開業しました。弁護士になってから今まで、ずっと根底にあるのは地域社会への貢献です。特に、寝屋川市は大阪市などと比べて弁護士が少ないこともあり、地域の法律トラブル解決に少しでも貢献したいと考えています。「質は高く、敷居は低く」を心がけ、これからも一つひとつの相談・依頼と向き合っていきたいです。

地域に密着して、弁護士として事件を解決したり勉強したりすることは当然ですが、それ以外にも地域の方々と触れ合う機会を大切にしています。たとえば寝屋川市の社会福祉審議会の委員を務めるなどして、積極的につながりを持っています。

依頼者の特徴や、地域のニーズについて教えてください。

年齢や性別を問わず幅広い方が相談に来られます。事務所の半径3km圏内に住んでいる方・寝屋川市に通勤している方が多いです。「自宅や職場の近くで相談したい」というニーズがあるのではないでしょうか。

特に、高齢者やお子様のいらっしゃる方は、わざわざ電車で30分かけて、大阪市内の法律事務所まで相談に行くのは難しいです。そういった方々にとって、寝屋川市から大阪駅まで出ることはイベントのようなものであり、日常ではないのでしょう。

実際に事務所を開いてみて、地域のニーズに応えたいという想いがより強くなりました。寝屋川市や近隣地域で生活している方にも、日常の生活圏内で、もっと気軽に弁護士を活用いただきたいです。

「交通整理」をしながら依頼者と向き合う

弁護士として心がけていることを教えてください。

「交通整理」です。初回相談で問題点の整理をすることはもちろん、依頼後でも常に意識しています。具体的には、解決までの道筋や、弁護士ができること、依頼者に協力いただきたいことなどを、わかりやすく整理してお伝えするのです。

依頼者が求める結果を目指すためにはどのような証拠が必要なのか、証拠や事実をどのように配置したらよいのか、どのような解決策の選択肢があるのか、そもそも今の希望は現実的な主張なのか…。

解決までの道筋を立てて、必要な過程を整理する。それが依頼者のために弁護士が取り組むべきことであり、伝えるべきことであり、スムーズな解決のために大事なことだと考えています。

たとえ依頼につながらず、相談のみで終わる場合でも、何か持ち帰っていただきたい、という思いで一生懸命整理をします。依頼者のお金や時間を絶対に無駄にしたくないので、話を聞くときもアドバイスをするときも、常に全力です。

相続案件への対応で特に心がけていることはありますか?

相続でも「交通整理」を重要視しています。

ご依頼いただいた後の打ち合わせには必ずメモを用意して、図などを書きながら、解決までの見通しや流れ、必要な費用などをできる限りわかりやすく説明しています。ロードマップを的確に示すことで、依頼者の不安を解消できます。

ここまでするのは、1回1回の打ち合わせの内容を充実させ、依頼者が私とコミュニケーションを取らざるを得ない頻度をできるだけ少なくするためです。依頼者にとっては、弁護士と話すこと自体がストレスになる場合もあります。弁護士と話すと、少なからず緊張したり、どうしてもトラブルのことを思い出してしまったりする方もいるでしょう。そこで、打合せの内容を充実させることで、頻繁に事務所に足を運んでいただかなくても済むようにしています。

私は依頼を受けたら、依頼者に対して「私から連絡があるとき以外は、事件のことは忘れてください」とはっきり言います。トラブルの解決も対人関係のストレスもある程度任せ、荷物を共にもって並走・伴走できるのが、弁護士に依頼することの価値だと考えています。

一方で、忘れてほしいと言いつつも、進行状況が全くわからないと不安だと思うので、依頼者からの問い合わせにはすぐに答えるようにしています。当然ですが、必要な場面では積極的にコミュニケーションを取ります。

相続の悩みは弁護士に相談を

相続分野に注力するようになったきっかけを教えてください。

実家が介護関係の事業を営んでいて、私自身もホームヘルパーの資格を取得しています。高齢者や相続はもともと身近な話題で、生前対策の重要性や、相続トラブルに弁護士が介入する意義は、弁護士になる前から感じていました。仕事を始めた当初から今まで、一貫して力を入れています。

相談内容としては、遺言作成などの生前対策から相続開始後のトラブル解決や手続き代行まで、多種多様なお悩みに対応しています。

相続の難しい点は、金額面での利益だけではなく、感情面での希望やこだわりが生まれやすいところです。基本的には早く問題を解決した方が、依頼者にかかるストレスを抑えられます。ただ、依頼者に、時間がかかってもこだわりたい部分がある場合は、対応が長期化することもあります。

私としては、金額ではない部分も大事にしたいと思っています。依頼者の利益を追求する中で、感情的な部分にも寄り添える弁護士でありたいです。

相続を弁護士に相談するメリットは何でしょうか?

「何でもできること」です。相続について相談・依頼をする専門家としては、主に弁護士・税理士・司法書士が考えられます。この中で、依頼できる業務の範囲が最も広いのが弁護士です。弁護士は法律家であるとともに、実際に行うかどうかはともかく、税務や登記の手続きにも物理的には対応可能です 。

「誰に相談すればいいのだろう」と悩んだら、ひとまず弁護士に相談していただければ、解決までの道筋を立てられます。問題解決に向けて、必ず一歩前進できるでしょう。税務や登記について、専門性が高い対応が必要な場合は、知り合いの税理士や司法書士の先生を紹介することも可能です。

特に、もめる可能性が高い場合はまず弁護士に相談していただきたいですね。争いになってしまった場合に、他の相続人との調停や審判など裁判所の手続きで代理人になれるのは弁護士だけです。

「もめなければ相談しなくてもよいのか」というとそうではなく、できれば「わからない」が発生した時点で一度相談していただければと思います。必ずしも依頼する必要はなく、相談してアドバイスを受けるだけで解決することもあります。どんなことでも気軽に相談していただきたいです。

依頼者の心の負担を軽くする存在でありたい

相続のトラブルを抱えて弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。

相続のトラブルは家族同士のトラブルだからこそ、余計にストレスがかかるものです。しかしながら、トラブルのことを考え続けて、ストレスがかかった状態で生活を続けるのは「もったいない」と思いませんか?

弁護士への依頼は、法律トラブルの解決を任せるためだけではなく、ぜひ、ストレスを逃がす手段としても使ってください。寝屋川市をはじめとする、近隣の地域で生活する皆さまの気持ちを少しでも軽くするための役に立てたら、私も嬉しいです。