親の相続の際、共同相続人である甥(弟の子)との関係が疎遠であるため、分割協議の代理を弁護士に依頼した事例

甥らの連絡先が分からなかったため、戸籍の附票から連絡先となる住所を把握した。次に、被相続人の遺産目録を作成して甥らに送付し、甥らの遺産分割に関する意向を聴取した。甥らの意向も踏まえ、ご依頼者様と遺産分割案を検討し、その内容を甥らに提示したところ了解が得られたため、遺産分割協議書の取り交わしを行った。遺産のある金融機関等での相続手続きの詳細を事前調査し手続が迅速に進められるようにも配慮した。

ご依頼者様が疎遠であった他の相続人と一切連絡を取ることなく、円滑に遺産分割協議書の取り交わしを行うことができた。

他の相続人との関係が疎遠で分割協議に困難を感じる場合、司法書士に取り次ぎを依頼される方もおられますが、紛争化すれば弁護士しか解決できないため、当初から弁護士に依頼するのが有益でしょう。