[遺留分]弟に全財産を相続させる遺言に対し、遺留分を主張して1500万円を獲得した事例
相談の背景
50代 | 男性
遺産の種類現金・預貯金
生前、父から「長男であるお前が不動産を継いで墓を守ってほしい」と言われていました。しかし父の死後、父と同居していた弟が「全財産を弟に相続させる」という内容の遺言書を提示してきました。父の言葉と全く違う内容の遺言に納得ができず、自分の正当な権利を主張したいと考え、当事務所にご相談に来られました。
事務所の対応
当初は遺言無効の可能性を探りましたが、お父様が遺言作成時に健康であったことが判明したため、方針を遺留分侵害額請求に切り替えました。弟様側は遺産である不動産を非常に安く評価していましたが、当方で客観的な査定資料を収集・提示しました。その上で、こちらの請求額に応じなければ法的手続きに移行する旨を明確に伝え、交渉に臨みました。
相談後の結果
客観的な資料に基づく当方の主張と、法的手続きも辞さないという毅然とした交渉の結果、相手方が譲歩。最終的に、当方が請求した遺留分相当額である1500万円全額を支払うことで合意に至りました。
解決のポイント
遺留分請求では、遺産の評価額が争点になりがちです。本件のように相手が不当に低い評価額を提示してきても、客観的な資料を基に専門家が交渉することで、裁判外でも適正な金額を回収できる可能性が高まります。早期の対応が重要です。
解決した事務所
みたか総合法律事務所解決事例夜間相談可(21時以降)
18時以降相談可
当日相談可
後払いあり
分割払いあり
法テラス利用可
着手金無料あり
全国出張対応
| 住所 | 東京都三鷹市上連雀2−5−15 5階 |
| 最寄駅 | 三鷹駅 |
| 対応地域 | 全国対応 |
| 営業時間 | 平日 9:00〜20:00 |
