【遺言】特定の子に全財産を相続させたいというご希望に対し、遺留分を考慮した遺言書を作成した事例
相談の背景

50代 | 女性
遺産の種類その他
ご主人を亡くされた50代の女性からのご相談でした。お子様は娘様と息子様がお一人ずついらっしゃいます。これまで、息子様には学費や住宅購入資金として多額の生前贈与を行ってきたご事情から、ご自身の財産はすべて娘様に相続させたいという強いご希望をお持ちでした。ご自身の想いを法的に有効な形で残す方法について、アドバイスを求めておられました。
事務所の対応
まず、息子様には法律上最低限保障された「遺留分」という権利があることを丁寧にご説明しました。その上で、依頼者様のご希望を最大限実現するため、①全財産を娘様に相続させる旨を明記し、②なぜそのような内容にするのか、息子様への想いを綴った手紙(付言事項)を遺言書に含めることをご提案しました。想いが伝わるよう、文面についても一緒に検討いたしました。
相談後の結果
依頼者様のご意向と、息子様への配慮を盛り込んだ遺言書を無事に作成することができました。法的なリスクもご理解いただいた上で、ご自身の想いを形にできたことに、ご安心いただけました。
解決のポイント
遺言によっても、兄弟姉妹以外の相続人の「遺留分」を完全に無くすことはできません。しかし、遺言に付言事項として想いを記すことで、他の相続人に納得を促し、将来の紛争を予防する効果が期待できます。ご希望に沿った遺言作成をサポートします。
解決した事務所
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