生前に遺言を作成して死後の遺産分割の争いを防止した例
相談の背景

70代以上 | 男性
遺産の種類現金・預貯金、不動産(土地・建物)
相談者には子ども4人がいるが,子ども達の相談者に対する接し方には様々なものがある。そこで,相談者の死後において相談者への接し方如何によって,与える遺産に差を付けたい。しかし,子ども同士で紛争になるのは避けて貰いたいので予め対策を考えて欲しい。
事務所の対応
相談者の希望を実現するためには,遺言を作成しておき,その遺言に関する紛争をできる限り防止するために,公正証書遺言を作成し且つ4人の子どもの遺留分を害しないような内容とし,そして,後で遺言時における相続人の判断能力を争われても遺言が無効にならないように事務所で相談者の希望を話して貰って動画を撮った
相談後の結果
遺言を作成して数年してから相談者は亡くなったが,事務所で上記のとおりの対応をしていたので,相続人らは争うことなく遺言の内容どおりの遺産分割が実現した。
解決のポイント
被相続人の財産処分に関する意向を正確に理解し,それを動画に記録することによって遺言の有効性について争われないようにしておくこと。
解決した事務所
尾崎祐一法律事務所解決事例| 住所 | 北海道札幌市南区澄川5条6丁目1-8 |
| 最寄駅 | 地下鉄自衛隊前駅から徒歩7分 |
| 対応地域 | 北海道 |
| 営業時間 | 平日 9:00〜17:00 |