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[相続財産調査]兄の預金「使い込み」疑惑。取引履歴の調査で使途不明金を明らかにし、遺産分割で考慮させた事例

解決した事務所

相談の背景

依頼者のアイコン
遺産の種類現金・預貯金
依頼者の立場
請求側
被相続人との関係
被相続人の子ども
紛争相手
依頼者の兄弟姉妹
解決方法
調停
遺産分割調停の場で、亡きお父様の預金を管理していたお兄様から、財産資料が開示されました。しかし、その預金残高は想定していたよりも著しく少なく、不審に思いました。お兄様による生前の「使い込み」があったのではないかと疑い、真実を明らかにするため、調停の途中からご依頼されました。

事務所の対応

ご依頼を受け、お父様の預金口座の取引履歴を精査したところ、多額の使途不明金が確認されました。調停の場で、これらの不透明な出金についてお兄様に説明を求め、ご本人のための支出ではないことを指摘しました。その上で、使途不明金分を遺産に加算して(特別受益として)遺産分割の割合を計算し直すべきだと主張しました。

相談後の結果

得られたメリット

使途不明金を考慮した遺産分割に成功。

調停委員からも説得がなされ、最終的にお兄様は使途不明金の存在を認めました。その金額を特別受益とみなし遺産分割の割合を修正することで合意。ご依頼者は納得のいく解決を得ることができました。

解決のポイント

「使い込み」が疑われる場合、預金履歴を精査し使途不明金を特定することが重要です。厳密には贈与でなくても、それを「特別受益」とみなして遺産分割を修正することで、訴訟をせずに公平な解決を図れる場合があります。

解決した事務所

弁護士法人サイオン総合法律事務所福岡支店解決事例
経験年数
弁護士登録から
6年
規模
在籍弁護士数
1名
費用
初回面談相談料
0円(30分)
土日祝相談可
初回相談無料
18時以降相談可
当日相談可
着手金無料あり
初回相談無料
現在営業時間外 9:00〜18:00
住所
福岡県福岡市城南区友丘3-5-11
最寄駅
西鉄バス「友丘三丁目」バス停目の前(12番)/地下鉄七隈線「金山駅」・「七隈駅」から徒歩約20分
対応地域
福岡県、沖縄県
営業時間
平日 9:00〜18:00
分野
遺産の種類
依頼人の立場
紛争相手
被相続人との関係
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