事業承継で事業に関係しない不動産を他職種の子に相続させ将来の紛争を防いだ事例
相談の背景
自ら事業を営んでいる依頼者は、ご自身の子どものうちの一人に事業の後を継がせるべく、着々と準備を進めていらっしゃいました。その一環として、後継ぎとなる子どもにすべての財産を相続させる内容の遺言書を作成し、確実に事業を引き継がせたいとのご相談をいただきました。依頼者は、事業の継続を最優先に考えておられましたが、法的な遺留分の問題については詳しく把握されていない状況でした。
事務所の対応
子どもたちには法律上「遺留分」が認められているため、後継ぎの子だけに全財産を相続させることはできない旨をご説明しました。そこで、事業承継に支障が出ないよう遺産の内容を精査し、事業に関係しない不動産等を、他の子どもたちの遺留分に相当する程度で割り振る内容の遺言書作成を提案しました。これにより、将来的に他の相続人から遺留分侵害額請求がなされるリスクを最小限に抑える工夫を施しました。
相談後の結果
提案に基づいた遺言書を作成し、その後の遺言執行も当職が行いました。事前に備えを万全にしたことで、相続発生後も他の子どもたちとの間で争いが起こることはなく、無事に事業承継を完了することができました。
解決のポイント
将来の相続によって事業の承継に支障が生じないよう、遺産となる財産の内容を検討し、事業に関係しない財産を他の子どもたちに振り分けることで、後の紛争を防ぐことができた点がポイントです。
解決した事務所
牧野法律事務所解決事例| 住所 | 千葉県船橋市前原西2-13-13大塚ビル5階 |
| 最寄駅 | JR津田沼駅から徒歩2分 |
| 対応地域 | 全国対応 |
| 営業時間 | 平日 9:30〜17:30 |