【特別受益】長男の特別受益を主張・立証し、交渉で3200万円の遺産を取得した事例
相談の背景
女性
遺産の種類現金・預貯金、その他
ご主人が亡くなり、長男が「家業を継ぐから」という理由で、ご主人の全財産を管理し、ご依頼者様（母）に一切財産を渡さないという状況でした。長男は生前にも多くの援助を受けていたと感じておられましたが、ご自身ではどうすることもできず、ご相談に来られました。
事務所の対応
ご依頼を受け、まず長男が生前に被相続人から受けていた援助（特別受益）について、詳細な調査を行いました。調査で判明した多数の特別受益を客観的な証拠として整理し、相手方に提示。これを遺産に含めて計算し直した、法的に正当な遺産分割案を基に交渉を行いました。
相談後の結果
交渉の結果、相手方も特別受益の存在を認め、当方の主張に沿った遺産分割に応じました。これにより、当初の取得分ゼロの状態から、ご依頼者様は現金3,200万円を取得することができ、裁判をすることなく円満に解決しました。
解決のポイント
特定の相続人が多くの生前贈与（特別受益）を受けていた場合、それを遺産に含めて計算し直すことで、公平な相続が実現できます。本件のように、相手が特別受益を認めない場合でも、客観的な証拠を基に粘り強く交渉することで、裁判外での解決が可能な場合があります。
解決した事務所
法律事務所Z富山オフィス解決事例初回相談無料
後払いあり
分割払いあり
着手金無料あり
オンライン相談可
| 住所 | 富山県富山市千石町6-1-1 |
| 最寄駅 | 富山駅から車で10分（富山地方裁判所隣） |
| 対応地域 | 富山県、石川県、福井県 |
| 営業時間 | 平日 10:00〜18:00 |
