相続弁護士 ドットコム

弁護士法人松本・永野法律事務所 大牟田事務所

大牟田の方々に寄り添ったリーガルサービスを〜司法書士と連携し相続手続きを包括的にサポート

2019年に設立された「松本・永野法律事務所 大牟田事務所」(福岡県大牟田市)で所長を務める松田孝太朗弁護士は、司法書士との連携のもと、相続の手続きを包括的にサポートしています。法律事務所が少ない大牟田において、地元の方が気軽に相談できる身近な事務所でありたいと語る松田弁護士。相続の悩みを弁護士に相談・依頼するメリットや、初回相談の流れなどについて詳しくお話しいただきました。(福岡県弁護士会所属)

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松田 孝太朗弁護士
弁護士法人松本・永野法律事務所 大牟田事務所
受付時間
  • 平日可
  • 週末可
  • 祝祭日可
  • 24時間可

インタビュー

どんな悩みも安心して相談できる事務所でありたい

事務所設立の経緯を教えてください。

2018年に松本法律事務所とあさくら総合法律事務所が合併し、現在の松本・永野法律事務所が設立されました。私はもともと松本法律事務所で勤務弁護士をしていたのですが、合併後の2019年、新たに大牟田市にも拠点を置くということで、大牟田事務所の所長に任命されました。

大牟田市は法律事務所が少ない地域です。地元の方が悩みを抱えたとき、いつでも気軽に相談でき、充実したリーガルサービスを受けられる。そんな事務所でありたいという思いを胸に、日々活動しています。

事務所の理念や大切にしていることを教えてください。

当事務所は地域密着型の事務所であるため、法人よりも個人の方からの相談が多いです。一般の方にとって、弁護士はまだまだ敷居が高い存在だと思います。勇気を出して足を運んでくださった方が安心して相談できる環境づくりを重視しています。

法律相談では、まずは1人ひとりの話にじっくり耳を傾け、トラブルの内容を正確に理解するとともに、その方が抱えてきた不安や辛さを受け止めます。依頼者が心から納得できる結果に至れるよう、今後の意向を丁寧に聞き取り、それを踏まえて解決方針を検討していきます。

弁護士の介入によって感情的な対立が落ち着き、スムーズな解決を目指せる

相続について、どのような相談が寄せられますか。

「親が亡くなり相続をすることになったが、親と一緒に暮らしていたきょうだいが勝手に財産を使い込んでいた」という相談が多いですね。

他にも、「長男が財産を独り占めしようとしている」といった相談も受けます。この地域はまだ、家督相続のような古い考え方が残っていて、相続人の認識と現在の法制度とのズレが原因でトラブルが生じているケースがよく見られる印象です。

相続のトラブルが発生した場合に、弁護士に依頼するメリットは何でしょうか。

相続の問題をきっかけにそれまで募らせてきた不満や恨みが噴出する、というケースはよくあります。親族同士で話し合うとどうしても感情的になってしまい、なかなか、解決に向けた建設的なコミュニケーションができないことが多いです。第三者である弁護士が介入し、法律のルールに基づいて話合いを取り仕切ることで、昂っていた感情が落ち着き、相続の手続きをスムーズに進められます。

他の相続人との交渉や煩雑な手続きは全て弁護士が代行します。また、不安なことや疑問があればいつでも弁護士に相談できるので、依頼者の時間的・精神的負担が軽減されることもメリットです。

問題を放置せず、解決に向けたアクションを早めに起こすことが大切

相談が遅くなってしまった場合のデメリットを教えてください。

財産を持っている方が亡くなった後、何年も相続手続きを放置していた場合、亡くなった当時と比べて相続人の範囲が変わっていることや、どのような相続財産があったのか正確に認識できなかったりすることがあります。

その結果、「調査が長引く」「相続できる財産が少なくなる」といったデメリットが生じる可能性があります。

相続手続きに対して「大変そうだ」という印象を持ち、つい放置してしまいたくなる気持ちは分かります。しかし、「いつかやらなければ」という焦りをずっと抱えることは辛いですし、手続きが遅くなるほどデメリットが増えてしまいます。ぜひ、早めに弁護士にご相談ください。

先生の事務所の強みを教えてください。

司法書士と業務提携をしているほか、司法書士の資格を有した弁護士が在籍しているため、登記などが絡む案件にもワンストップで対応できることです。依頼者自身が手続きごとに専門家を探して依頼をする必要はありません。

このような体制を敷く利点として、依頼者の金銭的負担を抑えられる点も挙げられます。本来、弁護士と司法書士に依頼する場合はそれぞれに対して初期費用を支払う必要がありますが、当事務所では同じ所内の司法書士に業務を依頼する形になるので、司法書士に対する初期費用は発生しません。

紛争の有無にかかわらず、不安があれば相談を

先生の事務所では、初回の法律相談はどのような流れで進んでいくのでしょうか。

まずはきょうだいが何人いるのか、今わかっている相続財産にはどんなものがあるか、といったことを伺い、相談に来た方の情報整理をサポートします。

相続財産の中に負債がある可能性が考えられる場合は、具体的な調査手段について説明します。たとえば、亡くなった方の自宅に債務に関する通知書が届いていないかを確認する・信用情報機関に開示請求をおこなうといった方法があります。もちろん、自分で調べることが難しい場合は調査段階から弁護士に任せていただくことも可能です。

相談後、案件として受任した場合は、相続人と相続財産を調査し、確定することから始めます。その上で、それぞれの相続人の相続分、つまり誰がどの財産をどのくらい引き継ぐのかを整理し、必要に応じて寄与分や特別受益などを考慮して相続分を調整します。

相続争いが起きてしまった方だけでなく、そもそもどのように相続の手続きを進めたらいいのか分からない方や、自分で手続きをするのは面倒なので全て専門家に任せたいという方も、ぜひご相談ください。

最後に、相続のトラブルを抱えて弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。

相続に関する悩みを抱えて不安な日々を過ごしている方へ。どうか1人で抱えず、弁護士に相談していただければと思います。

法律相談では弁護士があなたの悩みを丁寧に伺い、相続人や相続財産などの基本情報を整理した上で、問題を解決するための方法をアドバイスします。

ご依頼いただいた場合には、あなたのご意向に沿う結果を導けるよう全力でサポートさせていただきます。いつでもお問合せください。