初回相談無料|他の相続人による遺産の使い込み問題にも対応。丁寧な説明と報告を大切にしています
福岡県福岡市中央区六本松で「和智大助法律事務所」を経営する和智大助弁護士(福岡県弁護士会所属)に、遺産相続案件を手掛ける上での心構えや事務所の強みなどを聞きました。約20年のキャリアがある和智弁護士。悩みを抱える方にとって身近な存在でありたいという想いから、初回相談無料、夜間・土日祝対応、オンライン・出張相談対応など、相談者しやすい体制を整えています。弁護士に相談するメリットなども聞きました。
インタビュー
「相談してよかった」と思われる弁護士でありたい
これまでの経歴について教えてください。
出身は福岡市で、付属小・中、修猷館高校・早稲田大学を卒業しました。2005年に弁護士になり、福岡市内の法律事務所に所属した後、2019年に当事務所を開設しました。
事務所の理念を教えてください。
「相談してよかった」「依頼してよかった」と思っていただけるような弁護士でありたいという思いを胸に、一人ひとりに丁寧に対応しています。
事務所の理念を実現するために、具体的に取り組んでいることを教えてください。
まず、ご相談いただいた段階では、相談内容やご希望をじっくりうかがいます。その上で、考えられる解決方法や見通しを丁寧に説明します。
解決方法が複数ある場合は、それぞれのメリット・デメリットもご説明します。その際、費用対効果という視点も意識しています。解決方法毎に、依頼者が負担する弁護士費用などの費用と依頼者が得られるであろう利益や解決までに要する時間などを詳しくご説明し、最終的には依頼者自身に方針を決めていただくようにしています。
依頼を受けた後は、依頼者にとって最善の解決を目指すことはもちろん、適宜、状況の報告や見通しの説明などを丁寧に行うように心がけています。
遺産分割から遺言まで、相続に関するどんな悩みもお任せください
相続について、どういったご相談が多いですか。
やはり遺産分割に関するご相談が多いです。親や配偶者が他界して何から手を付けてよいかわからないという方もいらっしゃれば、相続人同士で話し合ったけどうまくいかないという方もいらっしゃいます。また、遺言や相続放棄に関するご相談も多いです。
話し合いがうまくいかないケースは、どういう点が問題になることが多いですか。
たとえば、元々仲が悪くて冷静に話し合いができない、自分は一生懸命介護したのに相続分が同じなのは納得できない、被相続人と同居していた相続人が財産を使い込んでいるなど、様々なケースがあります。
相続分野に注力している理由を教えてください。
相続は誰にでも起こりうる身近な出来事です。ただ、法律の知識が必要な手続きもありますし、相続人同士で揉めてしまうと当事者で解決することはなかなか難しいです。弁護士として、煩雑な手続きの代行や紛争の解決などの場面でお役に立ちたいという思いから、力を入れて取り組んでいます。
また、残された者同士で争うことは大変悲しいことですから、トラブルを予防するために遺言書の作成といった相続対策にも力を入れています。
相続案件を手掛ける上で心がけていることを教えてください。
相続は解決までに時間がかかることが多いですし、目立った動きがないこともあります。依頼者への報告がおろそかになりがちなので、少しでも動きがあった場合はもちろん、動きがなくても「まだ相手からは回答が来ていません」といった形で適宜報告するように心がけています。
高齢者・障がい者問題に精通。使い込みのトラブルにも対応可能です
先生の事務所ならではの強みや、他の事務所との違いは何ですか。
弁護士になった当初から、福岡県弁護士会の高齢者・障がい者等委員会に所属しており、委員長を務めた経験もあります。日本弁護士連合会高齢者・障がい者権利支援センターの委員を務めた経験もあり、高齢者・障がい者に関して豊富な知識と経験を持っているところは強みです。
高齢者・障がい者に関する知識や経験が相続案件で活きるのは、どのような場面ですか。
たとえば遺言書が有効なのか問題になっている場合に、遺言書作成当時の認知症の状況などがポイントになります。また、被相続人と同居していた相続人が財産を使い込んだ疑いがある場合も、出金当時の認知症の状況などがポイントになります。
その判断のために、どういう資料をどのように確認すればよいのか、資料をどうやって手に入れればよいのかといったことをわかっている点は強みです。
弁護士を約20年続けてこられた強みはどのようなところでしょうか。
数多くの案件を解決してきたことで、見通しの精度が上がりました。資料などの状況にはよりますが、初回相談の段階である程度見通しを立てられることが多いです。一方、「きっとこうだろう」と思い込んだり決めつけないように注意しています。何か不安や疑問がある場合は、きちんと文献・判例を調べたり、他の弁護士に相談したりすることも徹底しています。
また、相続は司法書士、税理士、不動産業者などとの連携が不可欠ですが、信頼できるネットワークがあることも強みです。当事務所へご依頼いただければ、適切な専門家へおつなぎすることもできます。
初回相談無料。相談しやすい体制を整えています
相続について弁護士に相談するメリットを教えてください。
今はインターネットで色んな情報が手に入りますが、間違った情報もありますし、本当は解決が極めて困難な事例であるのに簡単に解決できるかのように紹介していることもあります。そもそも正しい情報かを判断することが難しいですし、解釈を誤ってしまうこともあります。ですから、ご自身で何とかしようとしても限界があるのです。
そこで弁護士に直接相談すれば、正しい法的アドバイスを受けられます。またインターネット上の情報はあくまでも一般論ですが、弁護士に直接相談すれば、今、皆さんが悩んでいることに対する具体的なアドバイスを受けられます。
早めに相談するメリットと、相談が遅れるデメリットを教えてください。
自分でなんとかしようとすると、間違った方向にいくことが多いです。間違いに気づいてやり直すにも時間や費用が掛かりますし、取り返しがつかないこともあります。早めに相談することで、そういったことを防げます。
相談に来られた時点で手遅れだったという経験はありますか。
遺産分割協議書にサインした後に相談に来られた方がいましたが、残念ながら手遅れでした。内容をよく確認せず、他の相続人に言われるがままにサインしてしまう方は少なくありません。後から「やっぱり撤回したい」とやり直しを求めるのは極めて困難ですので、ご自身の判断で行動する前に、弁護士に相談だけでもしていただくことをお勧めします。
先生に相談したい場合は、どのようにすれば良いでしょうか。
電話、弁護士ドットコムまたはHPのWebフォームから予約をお願いします。業務時間は8時30分から19時ですが、夜間や土日祝も可能な限り対応いたします。相談は、事務所までお越しいただく方法だけでなく、オンラインや電話でも可能です。年齢や障がいなどのご事情によっては、ご自宅・病院・施設などへの出張相談にも対応しますので、ご遠慮なくお申し出ください。
初回相談は無料です。30分無料というところは多いですが、当事務所では時間制限を設けていません。丁寧に話を伺います。
ご依頼いただく場合の費用もご事情に合わせて対応いたしますし、法テラスによる弁護士費用立て替え制度もご利用いただけます。
相続について悩み、弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。
弁護士には未だに「敷居が高い」というイメージがあり、「相談しにくい」と思っていらっしゃる方が多いと思います。そこで当事務所では、フットワーク軽く、言葉遣い一つにしても安心してご相談いただけるように心がけています。
相談したからといって、必ずご依頼いただく必要はありません。当事務所は初回相談無料ですから、少しでも不安や疑問に思うことがあれば、どのようなことでもご相談いただければと思います。
「これは誰に相談する問題なんだろうか」と悩む方も少なくありませんが、その場合でも当事務所へお越しください。法律問題であれば私からアドバイスしますし、弁護士に相談する問題でない場合は、適切な相談先を紹介します。誰に相談すればよいかわかるだけでも大きな一歩です。1人で悩まず、お気軽にご相談ください。